作品紹介
信楽壷 2002年 大きな長硅石を含む土を使い三昼夜かけて焼く 質の良い薪により古信楽風の自然釉が得られる
沓茶碗 2001年 安定感のある沓型様式の御茶碗 手取りは少し重たいが、男の方に喜ばれる重厚な姿と景色
黒陶徳利 2011年 黒陶による徳利多量の降灰によって思わぬ自然釉もでる
伊賀青茶碗 2012年 伊賀の原土を数種類ブレンドしたものを10年寝かせて約1400度 四昼夜に渡る焼成により正面にできた樹状の自然釉と景色が魅力 見込みも青いビードロとなる
伊賀赤茶碗 2012年 伊賀青茶碗と同じく伊賀の原土を数種類ブレンドした良質の土 水簸して10年寝かせ約1400度、四昼夜に渡り焼き抜く 青茶碗とは対象的に炎を焼きつけたかのような景色となる
伊賀茶碗 2012年 少し大振りな姿勢に激しい降灰 良く寝かせた原土を四昼夜1400度で焼き抜く 強く還元が掛かり一部青い釉流れとなる
伊賀一輪指し 2003年 伊賀の原土を1300度、三昼夜かけて焼き抜く 古い様式にはない形だが、傾奇ものである
信楽壷 2000年 信楽の土を三昼夜かけて焼く窯詰めの方法を考えることで 自然釉が綺麗に溶けて蜻蛉目(トンボ目)となる 信楽特有の抜けの良い景色
自然釉茶碗 2004年 伊賀の原土をよく水簸して長期間寝かせ 高火度の場所で数回に渡り焼き抜く事により 無釉なのに全体に釉薬を施した様な肌合い 正面には金属様の一筋の流れが景色となる
ロ破壷 2013年 伊賀の原土をそのままの状態で寝かせた後、四昼夜の高火度焼成 多量の薪による荒々しい景色となる、オリジナルの壷